「債務整理したら仕事を失うかも…」「転職活動に影響するの?」——そんな不安を抱えてこのページを開いた方へ。

大丈夫です。ほとんどの仕事には影響しません。
僕も会社員のまま自己破産手続きを終えました。職場への連絡は一切なく、転職活動もその後ふつうにできています。ただ「一部の職種は手続き中だけ制限あり」という点は正確に知っておく必要があります。
※筆者くまごろ自身、投資詐欺をきっかけに8社・約800万円の借金を抱え自己破産を経験し、そこから信用を回復した当事者です。
まず前提として、債務整理とは借金を法的に整理して負担を軽くする手続きの総称で、任意整理・個人再生・自己破産の3種類があります。どれを選ぶかによって、仕事への影響もわずかに変わります。
結論から言うと、一般会社員・公務員・フリーランスなど大半の職種では、どの手続きを選んでも仕事への影響はありません。例外的に「就業制限」がかかるのは自己破産の手続き中だけで、弁護士などの士業・警備員・保険外交員といった一部の職種に限られます。その自己破産でも、手続きが終わって免責が下りれば制限は解除されます。
職種別の影響まとめ
下の表は、職種ごとに「その手続きを選ぶと仕事に制限がかかるか」をまとめたものです。「 なし」は、その職種でこれまでどおり働き続けられる(就業制限がかからない)という意味、「 手続き中のみ」は、自己破産の手続き期間(約3〜6ヶ月)だけ制限がかかるという意味です。
| 職種 | 任意整理 | 個人再生 | 自己破産 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 一般会社員 | なし | なし | なし | 影響なし |
| 公務員 | なし | なし | なし | 資格は失わない |
| 弁護士・司法書士等 士業 | なし | なし | 手続き中のみ | 免責後は復職可 |
| 警備員 | なし | なし | 手続き中のみ | 免責後は就業可 |
| 保険外交員 | なし | なし | 手続き中のみ | 免責後は就業可 |
| 金融機関・信販会社 | △ 規定による | △ 規定による | △ 規定による | 就業規則を確認 |
「就業制限」とは?どんな状態になるのか
そもそも「就業制限」とは、自己破産の手続きをしている数ヶ月間だけ、その資格を使う仕事に就けない(その業務に従事できない)ことを指します。たとえば警備員なら、その期間は警備の仕事ができません。
ただし、これは「会社を辞めさせられる」という意味ではありません。実務では、在籍したまま一時的に休職する、または資格の要らない別の部署へ配置転換するなどで対応するのが一般的です(その間の給与の扱いは会社の規定によります)。そして自己破産の手続きが終わり免責が下りれば制限はなくなり、元の仕事に戻れます。制限の対象となる主な職種は以下のとおりです。
- 弁護士・司法書士・弁理士・税理士・公認会計士・社会保険労務士(各士業法)
- 警備員(警備業法)
- 保険外交員(保険業法)
- 宅地建物取引士(宅建業法)
- 成年後見人・破産管財人などの役職
自己破産の手続き期間は通常3〜6ヶ月です。この期間が終わり免責を受ければ、これらの職種でも復帰できます。「資格を永久に失う」というのは誤りで、あくまで手続き中の一時的な制限です。
就業制限があるのは自己破産だけです。任意整理・個人再生では、士業・警備員・保険外交員を含むすべての職種で就業制限はありません。手続き中も今の仕事をそのまま続けられます。
会社に知られることはあるか?
任意整理・個人再生・自己破産のいずれも、会社への通知は一切ありません。裁判所も弁護士も、雇用主に連絡することはありません。
ただし、次のケースでは間接的に知られる可能性があります。
- すでに給与の差押えを受けていた場合——あなたが依頼した弁護士が手続きを進めて差押えを止める際、裁判所からの取消通知が勤務先(給与を支払う会社)に届くことがある
- 官報(自己破産・個人再生)——掲載されるが、同僚が定期的に官報を読む環境でなければ実質的に知られるリスクは極めて低い
- 自分から話してしまう
差押えが来ていない場合は、会社に届く書類は何もありません。
転職・就職活動への影響
企業の採用審査では、信用情報機関(CIC・JICC)のデータを照会することは一般的ではありません。そのため、債務整理の事実が採用の可否に影響することはほぼないと考えて問題ありません。
注意が必要な企業
例外として、次のような企業では採用審査に信用情報を使うことがあります。
- 銀行・信用金庫・保険会社(グループ会社含む)
- 大手クレジットカード会社・消費者金融
- 一部の上場企業(セキュリティクリアランスが必要な役職)
ただしこれらの企業でも、一般職・事務職では影響がないケースが多いです。「自分の職種が該当するか」は弁護士に確認するのが確実です。
僕は自己破産しましたが、一般会社員として仕事をそのまま続けられました。職場への通知は一切なく、上司にも同僚にも知られませんでした。手続きを終えて2年以内に転職活動もしましたが、採用されています。「自己破産=人生終わり」は完全な誤解でした。仕事の不安は、弁護士に状況を話せばその職種への影響を正確に教えてもらえます。
どちらも無料で相談できます。役割と対応範囲が少し違うので、下を目安に選んでください。迷ったら、対応できる範囲が広い弁護士に相談しておけば間違いありません。
▶ 弁護士が向く方
借金の総額が大きい、または1社あたり140万円超の借入がある/個人再生・自己破産も視野に入れたい
▶ 司法書士が向く方
1社あたりの借入が140万円以下/費用をできるだけ抑えたい/任意整理を中心に考えている
このサイトでは、くまごろが実際に確認したうえで、弁護士はホワイトリーガル、司法書士はアース司法書士法人をご案内しています。どちらも全国対応・相談無料・秘密厳守です。
相談料無料・秘密厳守・全国対応
よくある質問
筆者くまごろは、8社・約800万円の借金を自己破産(少額管財)で整理し、そこから約1年半でクレジットカードを持てるところまで生活を立て直しました。「どん底からでも、ちゃんとやり直せる」——それを自分の経験として言えるのが、このサイトの強みです。記事内の数値・制度は、指定信用情報機関CIC公式サイトなど公的な一次情報で確認しながらお届けしています。
- Q債務整理をすると会社に知られますか?
- A任意整理・個人再生・自己破産のいずれも、会社への通知は一切ありません。ただし、すでに給与の差押えを受けていた場合は、あなたが依頼した弁護士が手続きを進めて差押えを止める際に、裁判所からの取消通知が勤務先に届くことがあります。
- Q自己破産すると退職しなければなりませんか?
- A一般の会社員であれば退職する必要はありません。弁護士・司法書士・税理士・警備員など一部の職種では破産手続き中(免責が下りるまで)に就業制限がありますが、免責後は解除されます。
- Q債務整理後に転職活動はできますか?
- Aほとんどの企業では問題ありません。採用審査で信用情報(CIC・JICC)を確認することは一般的でないため、債務整理の事実が採用に影響することはほぼありません。銀行・信販会社などは例外で、就業規則の確認が必要です。
- Q公務員でも自己破産できますか?
- Aはい、できます。自己破産をしても公務員の資格は失われません。破産手続き中でも在職を続けられ、免責後に特別な制限もありません。
- Q警備員の仕事は自己破産後もできますか?
- A警備業法により、破産手続き中(免責を受けるまでの期間)は就業できません。免責を受けた後は再び就業できます。手続き期間は通常3〜6ヶ月です。
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仕事への影響が心配で踏み出せない方、ほとんどの職種では問題ありません。まず弁護士に職種を伝えて確認するだけでも、不安がかなり和らぎますよ。秘密厳守・相談無料です。
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債務整理を終えたら——次は「信用の回復」
債務整理で生活を立て直したあとに待っているのが信用情報の回復です。手続き後はしばらくクレジットカードが作れませんが、その期間でも作れて、回復の実績づくりに使えるのがデポジット型のネクサスカード。今すぐではなくても、「いつか必要になったとき」のために知っておくと安心です。くまごろ自身も、これで信用を取り戻しました。