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任意整理後の車・マイカーローンへの影響|車を守る方法を解説

任意整理後のマイカーローン審査をクリアし、ショールームの車を見上げる男性 of the illustration 借金・債務整理
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くまごろ(債務整理経験者)
くまごろ

大丈夫です。車を守る方法があります。
「仕事に車が必要なのに取られてしまう?」——その心配に正直にお答えします。任意整理では整理する借金を選べるので、車のローンを守る選択肢があるんです。

※筆者くまごろ自身、投資詐欺をきっかけに8社・約800万円の借金を抱え自己破産を経験し、そこから信用を回復した当事者です。

「仕事にも生活にも車が欠かせないのに、任意整理をしたら取られてしまうのでは……」——この不安で検索された方は本当に多いです。

先に結論をお伝えします。任意整理なら、車は守れる可能性が高いです。ただし「ローンが残っているか」「車のローンを整理に含めるか」で変わります。理由と、あなたのケースでどうなるかを、順番に解説していきます。

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なぜ任意整理だと車を守れるのか

いちばん大事な前提から。任意整理は「どの借金を整理するか」を自分で選べる手続きです。これが、自己破産や個人再生と決定的に違うところ。

だから、消費者金融やクレジットカードの借金だけを整理して、車のローンは整理の対象から外す——こうすれば、車のローンはこれまで通り払い続けることになり、車は手元に残せます。この「対象から外す」ことを、この記事では「対象外にする」と呼びます。逆に車のローンも整理する場合を「対象に含む」と呼びます。

つまり、あなたの車がどうなるかは、次の2つで決まります。

  • 車のローンが残っているか/完済済みか
  • (ローンが残っている場合)車のローンを「対象外にする」か「対象に含む」か
そもそも3つの手続き、違いがあいまいな方へ

「任意整理・個人再生・自己破産って、結局どう違うんだっけ?」と感じたら、先に 任意整理・個人再生・自己破産の違い を読んでおくと、この先がぐっと分かりやすくなります。任意整理の基本だけ知りたい方は 任意整理とは何か もどうぞ。

手続き別:車への影響まとめ

ここまでの前提をふまえて、3つの手続きで車がどうなるかを一覧にしました。あなたの状況(完済済み/ローン中)の列を見てください。詳しい解説はこの表のあとに続きます。

手続き ローン完済済みの車 ローン中の車
任意整理(車のローンを対象外) 影響なし ローン継続で車も維持
任意整理(車のローンも対象に含む) 影響なし 車を引き揚げられる可能性
個人再生 △ 評価額による 引き揚げられる可能性
自己破産 △ 20万円超は処分対象 引き揚げられる

任意整理で車を守る:2つのシナリオ

任意整理のときに車のローンを「対象外にする」か「対象に含む」かで、車の運命が分かれます。あなたに合うのはどちらかを見ていきましょう。

シナリオ①:車のローンを「対象外」にする(最もおすすめ)

これがいちばんシンプルで、車を守りたい方に最もおすすめのやり方です。消費者金融やクレジットカードの借金だけを任意整理の対象にして、車のローンは対象から外します。車のローンはこれまで通り毎月きちんと返済を続けるので、車は手元に残ります。督促に追われていた消費者金融やクレカの返済だけが、無理のない金額に組み直される——というイメージです。

こんな方に向いています。

  • 車のローンの月々の返済額が、今後も無理なく払える範囲
  • 車が仕事・生活に欠かせない
  • 消費者金融・クレカの借金が大きく、そちらを優先して整理したい

シナリオ②:車のローンも整理の対象に含む

こちらは車のローンの負担そのものが重く、返済継続が難しい場合の選択です。車のローンを任意整理の対象に含めると、多くのケースでローン会社が車を引き揚げます(理由は次の「所有権留保」で説明します)。車は手放すことになりますが、残ったローンも整理の対象として交渉できるため、借金全体を大きく減らすことを優先したい方には合理的な選択です。

こんな方に向いています。

  • 車のローン残高が大きく、返済を続けるのが苦しい
  • 車がなくても生活・仕事が回る
  • とにかく借金の総額を減らすことを最優先したい

これって、自分の好きに選べるの?

ここまで読んで、こう思った方も多いはずです。「シナリオ①と②、自分の好きに選べるの? そもそも任意整理にするか自己破産にするかも、自分で決められるの?」と。

結論から言うと、あなたの希望はしっかり反映できます。ただし「希望」と「条件」のすり合わせになる——これが正直なところです。2つのレベルに分けて説明します。

① 車のローンを「対象外」にするか「対象に含む」か(シナリオ①と②)
これは任意整理の中での選択で、あなたの希望をかなり反映できます。任意整理は裁判所を通さず債権者と直接交渉する手続きなので、どの借金を整理するかを選べるからです。ただし「車のローンを対象外にして車を守る」には、その後もローンを払い続けられる収入があることが前提になります。

② そもそも任意整理にするか、個人再生・自己破産にするか
こちらは「好きに選ぶ」というより、借金の総額・収入・守りたいもの(車や家)によって、適した手続きが自然と決まってくるイメージです。たとえば借金が多すぎて任意整理では返しきれない場合は、個人再生や自己破産が現実的な選択肢になります。最終的には弁護士と相談しながら、あなたに合う方法を一緒に決めていきます。

3つの手続きそれぞれの向き・不向きは 任意整理・個人再生・自己破産の違い で詳しく解説しているので、迷ったらこちらもどうぞ。

つまり、車を守れるかどうかは「あなたの収入・借金額・車のローンの状況」次第で変わり、一人で正確に判断するのは難しい部分です。だからこそ遠回りせず、まず専門家に「自分の場合は車を守れるのか」だけでも確認してしまうのが、いちばんの近道です。

弁護士と司法書士、どちらに相談すればいい?

どちらも無料で相談できます。役割と対応範囲が少し違うので、下を目安に選んでください。迷ったら、対応できる範囲が広い弁護士に相談しておけば間違いありません。

▶ 弁護士が向く方
借金の総額が大きい、または1社あたり140万円超の借入がある/個人再生・自己破産も視野に入れたい

▶ 司法書士が向く方
借入先1社あたり140万円以下/費用をできるだけ抑えたい/任意整理を中心に考えている

\ 無料相談だけでOK|車を守れるか・費用・期間をまず確認できます /
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相談料無料・秘密厳守・全国対応

「所有権留保」とは? 対象外なら引き揚げられない理由

ここで多くの方が引っかかります。「車のローンを対象外にして払い続けても、結局ローン会社に車を持っていかれるのでは?」——もっともな疑問です。鍵になるのが「所有権留保(しょゆうけんりゅうほ)」という仕組みなので、ここをはっきりさせておきます。

所有権留保とは、ざっくり言うと「ローンを払い終わるまで、車の名義(所有者)はローン会社のまま」という仕組みです。あなたは車を使えますが、法律上の持ち主はまだローン会社。完済すれば名義はあなたに移ります。

ポイントは、ローン会社が所有権留保にもとづいて車を引き揚げられるのは「車のローンの支払いが止まったとき」だという点です。つまり——

  • 車のローンを「対象に含む」とき:そのローンの支払いも止める(整理する)ことになる → 契約違反の状態 → 所有権留保で引き揚げられる
  • 車のローンを「対象外」にするとき:これまで通り毎月きちんと払い続ける → 契約は何も違反していない → ローン会社に引き揚げる理由はなく、車は守れる

だから、シナリオ①の「対象外にして払い続ける=車を守れる」と、所有権留保は矛盾しません。引き揚げが起きるのは“支払いを止めたとき”だけ。約定どおり払い続けている限り、所有権留保があっても車は手元に残ります。
※実際の扱いは契約内容やローン会社によって細部が異なる場合があります。心配な方は弁護士に確認してください。

自分の車に所有権留保があるか確認する方法

車検証(自動車検査証)の「所有者」欄を見てください。ここがローン会社やディーラーの名前になっていれば、所有権留保ありです。「使用者」だけがあなたの名前になっている場合も同様。完済すれば自分名義に変更できます。

ローンを完済済みの車は安全

ローンを完済していて、車検証の所有者があなたになっている車なら、任意整理で取られることはありません。任意整理は財産の処分を求めない手続きですし、所有権がすでにあなたにあるため、ローン会社が引き揚げる根拠もないからです。

  • 任意整理は財産の処分を必要としない
  • 所有権があなたにある車は処分の対象外
  • ただし高価値の車は、自己破産では処分対象になる場合がある
くまごろの実体験

僕自身は自己破産を選んだので車は手放しました。でも振り返ると、もし任意整理を選んでいれば「車のローンを対象外にする」ことで車を守れたんです。仕事で車が必要な方は、任意整理が有利な選択になることがあります。弁護士に相談するときは、まず「何を守りたいか(車・家・仕事)」を最初に伝えること。これが本当に大事だと、経験して痛感しました。

参考:自己破産の場合の車

比較のために、自己破産だと車がどうなるかも触れておきます。自己破産では、資産として20万円超の価値があると評価された車は、処分(売却)の対象になります。

  • 評価額20万円以下:処分されないことが多い
  • 評価額20万円超:売却され、債権者への配当に充てられる
  • ローン中の車:ローン会社が引き揚げる

「仕事に車が必要」という事情が考慮されるケースもあります。自己破産でどうしても車を残したい場合は、弁護士に相談してください。

任意整理後に、新しく車のローンを組める?

任意整理をすると、信用情報に事故情報が登録されます。この情報が残っている間(完済後おおよそ5〜7年)は、通常のマイカーローンの審査が通りにくい状況になります。とはいえ、車に乗れなくなるわけではありません。

  • 中古の安い車を現金一括で購入する
  • 家族の同意を得て家族名義でローンを組む
  • 信用情報が回復してから(完済後5年以降)申し込む

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よくある質問

このサイトについて(筆者:くまごろ)

筆者くまごろは、8社・約800万円の借金を自己破産(少額管財)で整理し、そこから約1年半でクレジットカードを持てるところまで生活を立て直しました。「どん底からでも、ちゃんとやり直せる」——それを自分の経験として言えるのが、このサイトの強みです。記事内の数値・制度は、指定信用情報機関CIC公式サイトなど公的な一次情報で確認しながらお届けしています。

Q
任意整理をすると車は取られますか?
A
任意整理では対象とする業者を自分で選べるため、マイカーローン会社を対象から外せば車を手放さずに済む可能性があります。ローンが残っている場合はローン会社が所有権を持つため、対象にした場合は引き揚げられる可能性があります。
Q
マイカーローンを任意整理の対象にするとどうなりますか?
A
ローン会社は車を引き揚げ(所有権移転)します。車は手放すことになりますが、残ローンの交渉が可能です。
Q
車のローンを完済している場合、任意整理で車は取られますか?
A
ローンを完済し、所有権が自分にある場合は任意整理で車を取られることはありません。任意整理は財産の処分を要しないためです。
Q
自己破産した場合、車はどうなりますか?
A
評価額20万円超の車は処分(売却)対象になります。20万円以下は処分されないことが多いです。ローン中の車はローン会社に引き揚げられます。
Q
任意整理後に車のローンを組めますか?
A
信用情報に事故情報が残っている期間(完済後5〜7年)はマイカーローン審査が通りにくい状況です。信用情報回復後は再び申し込みが可能です。
Q
会社の車(社用車)は任意整理の影響を受けますか?
A
会社名義の車はあなたの資産ではないため、任意整理・自己破産の影響は受けません。個人の借金と会社の資産は別です。
Q
任意整理前に車を売っておいた方がいいですか?
A
任意整理では財産処分は不要なため、売却する必要はありません。弁護士と相談の上、判断してください。
くまごろ(債務整理経験者)
くまごろ

車を守りながら借金を整理できるかは、ローンの状況・車の価値・借金総額で変わります。一人で抱え込まず、まずは無料相談で「あなたの場合どうなるか」を確認してみてください。相談しただけで手続きが始まるわけではありません。

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債務整理を終えたら——次は「信用の回復」

車と生活を立て直したあとに待っているのが信用情報の回復です。任意整理後はしばらくクレジットカードが作れませんが、その期間でも作れて、回復の実績づくりに使えるのがデポジット型のネクサスカード。今すぐではなくても、「いつか必要になったとき」のために知っておくと安心です。くまごろ自身も、これで信用を取り戻しました。

\ 年会費1,375円・デポジット1万円~・ブラック期間中でも申込可 /
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