「楽天カードから楽天デビットカードに切り替えたい」「デビットからクレジットに変更できる?」
そんな疑問を持っている方は意外と多いのではないでしょうか。
本記事では、楽天カードと楽天デビットカードの違いや、切り替えの可否、そしてそれぞれの特徴やおすすめの使い方まで、わかりやすく解説します。
実は“切り替え”はできないけれど、併用することで賢く使い分ける方法があるんです。
ぜひ最後まで読んで、あなたにぴったりのカード選びの参考にしてくださいね。
1.はじめに:楽天カードと楽天デビットカード、何が違う?あなたに合った1枚を見つけよう
楽天カード新規入会クレジットカードとデビットカードの基本的な違い
- クレジットカード:後払い方式。利用額は月末にまとめて請求され、翌月に銀行口座から引き落とされる。審査あり。 デビットカード:即時払い方式。使った瞬間に銀行口座から引き落とされる。審査なし。
- どちらも国際ブランド(VISA、JCBなど)を通じて、国内外の店舗やネットショッピングで利用可能。
- 【参考情報】私の子供たちがフランスに旅行に行ったときにデビットカードを持たせたのですが、クレジットカードと同様に使えました!
楽天カードと楽天銀行デビットカードの特徴比較
楽天カード vs 楽天銀行デビットカード:特徴比較 🔍
項目 | 楽天カード(クレジット) | 楽天銀行デビットカード |
支払い方式 | 後払い(翌月27日) | 即時払い |
審査 | あり(信用情報に基づく) | なし(楽天銀行口座があればOK) |
申込年齢 | 18歳以上 | 16歳以上 |
ポイント還元率 | 通常1%、楽天市場で最大3% | 通常1%、楽天市場で最大2% |
楽天ペイ対応 | すべてのブランド対応 | VISA・Mastercardのみ対応 |
分割・リボ払い | 可能 | 不可(一括のみ) |
ETC・家族カード | あり | なし |
海外旅行保険 | 付帯(一般カードでも) | ゴールド以上で付帯 |
どちらが自分に合っているか簡単診断
以下の質問に「はい」「いいえ」で答えてみてください。

Q1. クレジットカードの審査に通る自信がある?
- はい → Q2へ
- いいえ → デビットカードがおすすめ

Q2. 楽天市場でよく買い物をする?
- はい → 楽天カードがおすすめ(SPUで最大3%還元)
- いいえ → Q3へ

Q3. 家計管理をしっかりしたい?
- はい → デビットカードがおすすめ(即時引き落としで使いすぎ防止)
- いいえ → 楽天カードでもOK

Q4. 海外旅行やETCカードを使う予定がある?
- はい → 楽天カードがおすすめ(付帯保険・ETC対応)
- いいえ → デビットカードでも十分
楽天カードは「ポイント重視・柔軟な支払い・付帯サービス」が魅力。楽天銀行デビットカードは「即時決済・審査不要・シンプルな管理」が強み。両方持つことも可能なので、用途に応じて使い分けるのも賢い選択です。
2. 楽天カードから楽天デビットカードへ変更(切り替え)はできる?
結論:直接の切り替えは不可
楽天カード(クレジットカード)から楽天デビットカードへの「切り替え」はできません。つまり、楽天カードを持っている人がそのまま楽天デビットカードに変更することはできず、新規で楽天デビットカードを申し込む必要があります。
なぜ切り替えできないのか?(発行元・仕組みの違い)
楽天カードと楽天デビットカードは、似ているようでまったく別物です。
項目 | 楽天カード(クレジット) | 楽天デビットカード |
発行元 | 楽天カード株式会社 | 楽天銀行 |
支払い方法 | 後払い(翌月以降) | 即時引き落とし(楽天銀行口座) |
審査 | あり | なし(口座開設のみ) |
利用限度額 | クレジット枠に応じて | 銀行口座残高まで |
このように、発行会社も仕組みも異なるため、切り替えという概念が存在しないのです。
楽天デビットカードを作るには、以下のステップで簡単に申し込めます。
楽天カードの申し込みは以下のステップで完了します:
- 楽天銀行の口座を開設:すでに口座がある場合はスキップ
- 楽天銀行のマイページからデビットカードを申し込む:Visa・JCBなどブランドを選択可能
- カードが届いたら利用開始
- 楽天ポイントも貯まる&使える!
楽天銀行の口座を持っていれば、最短数分で申し込み完了できます。
楽天カードの解約は必要?併用は可能?
楽天カードを持っている状態で楽天デビットカードを作っても、解約する必要はありません。むしろ、併用することで使い分けが可能です。
併用のメリット
- クレジットカード:高額決済や分割払いに便利
- デビットカード:使いすぎ防止、即時決済で安心
ただし、楽天カードを解約する場合は以下の点に注意しましょう:
- 公共料金などの支払い方法を変更しておく
- 楽天Edy残高を使い切る
- 家族カード・ETCカードも同時に解約される
- 楽天ポイントは楽天会員であれば継続利用可能
また、楽天カードを解約しても楽天ポイントカード(アプリやプラスチックカード)は引き続き使えます。
3. 楽天デビットカードから楽天カードへ変更(切り替え)はできる?
結論:こちらも直接の切り替えは不可
楽天デビットカードから楽天カードへの「切り替え」はできません。
楽天カードはクレジットカードであり、審査が必要な別サービスです。そのため、楽天カードを新規で申し込む必要があります。
楽天カードの申し込みは以下のステップで完了します:
- 楽天カード公式サイトから申し込み
- 必要情報(氏名、住所、年収など)を入力
- 審査結果を待つ(最短即日)
- 審査通過後、カードが郵送で届く
おすすめポイント:
- 年会費無料
- 楽天市場でのポイント還元率が高い(SPU対象)
- 楽天ペイや楽天Edyとの連携も可能
審査のポイントと注意点
楽天カードの審査では以下の点がチェックされます:
審査項目 | 内容 |
年収 | 安定した収入があるか |
勤務先 | 雇用形態や勤続年数 |
信用情報 | 他社カードの利用状況や延滞履歴 |
年齢 | 18歳以上(高校生除く) |
注意点:
- デビットカード利用履歴は審査に直接影響しません
- 過去に楽天カードを強制解約された場合は審査に不利
デビットカードは解約すべき?
解約するメリット:
- 不正利用や紛失リスクの回避
- クレジットカード審査時の限度額に影響を与えない
- ポイントや電子マネーの失効を防ぐための整理
解約しないメリット(併用):
- 口座残高の範囲で使えるので使いすぎ防止になる
- 審査不要で16歳以上なら誰でも持てる
- 楽天ポイントを通常ポイントとして使える
おすすめの使い分け:
- 普段の買い物 → デビットカード(使いすぎ防止)
- 楽天市場やキャンペーン活用 → 楽天カード(SPUアップ)
4. どちらを選ぶべき?ライフスタイル別おすすめ
楽天カードと楽天デビットカード、見た目は似ていても中身はまったく違います。あなたのライフスタイルに合った選び方を、以下の4タイプ別に解説します。
🎓学生(高校生・大学生)
項目 | 楽天デビットカード | 楽天カード |
審査 | なし(16歳以上OK) | あり(18歳以上) |
支払い | 即時引き落とし | 後払い(最大36回分割可) |
ポイント還元 | 1%(SPU対象外) | 1%+SPU最大+2% |
管理のしやすさ | ◎(使いすぎ防止) | △(後払いで管理が必要) |
おすすめ:楽天デビットカード
→ 初めてのキャッシュレスに最適。口座残高内で使えるので安心。楽天ペイ連携でポイントも貯めやすい。
🧺主婦・主夫
項目 | 楽天デビットカード | 楽天カード |
審査 | なし | あり(配偶者の収入で通る場合も) |
支払い | 即時引き落とし | 後払い(柔軟な支払い方法) |
ポイント還元 | 1% | 1%+SPU最大+2% |
家計管理 | ◎(口座残高と連動) | ○(明細で管理しやすい) |
おすすめ:併用がおすすめ
→ 日常の少額支払いはデビット、楽天市場や高額支払いはクレジットで。家計管理がしやすく、ポイントも最大化。
🧑💻フリーランス・個人事業主
項目 | 楽天デビットカード | 楽天カード |
審査 | なし | あり(収入証明が必要) |
支払い | 即時 | 後払い+分割・リボ対応 |
ポイント還元 | 1% | 最大3%(SPU含む) |
経費管理 | ◎(即時反映) | ○(明細が便利) |
おすすめ:楽天カード(+楽天銀行口座)
→ 経費の分割払い、SPU活用で還元率アップ。楽天ビジネスカードも検討価値あり。
🧑💼会社員
項目 | 楽天デビットカード | 楽天カード |
審査 | なし | あり(通りやすい) |
支払い | 即時 | 後払い+柔軟な支払い |
ポイント還元 | 1% | 最大3%(SPU含む) |
利便性 | △(一括のみ) | ◎(分割・保険・ETC対応) |
おすすめ:楽天カード(ゴールド以上も検討)
→ 海外旅行保険、ETC、家族カードなど付帯サービスが充実。SPUで楽天市場もお得に。
📝まとめ:選び方のポイント
比較軸 | 楽天デビットカード | 楽天カード |
審査 | 不要 | 必要(比較的通りやすい) |
支払い管理 | 即時で安心 | 柔軟だが管理が必要 |
ポイント還元 | 1%(SPU対象外) | 最大3%(SPU対象) |
対象年齢 | 16歳以上 | 18歳以上 |
利用シーン | 日常・少額 | 高額・楽天市場・旅行 |
7. まとめ:切り替えはできないけど、併用で賢く使い分けよう
楽天カードと楽天デビットカードは、直接の切り替えはできません。それぞれ発行元も仕組みも異なるため、変更ではなく「新規申し込み」が必要です。
ただし、両方を持つことは可能であり、むしろ併用することでそれぞれの長所を活かした使い分けができます。
💡併用のメリット
- 楽天カード:楽天市場でのSPUアップ、分割払い、ETC・家族カード、旅行保険などの付帯サービスが充実
- 楽天デビットカード:即時引き落としで使いすぎ防止、審査不要、16歳以上から利用可能
たとえば、日常の少額決済や家計管理にはデビットカードを、楽天市場や高額決済には楽天カードを使うことで、ポイント還元と支出管理の両立が可能になります。
さらに、どちらのカードも楽天ポイントが貯まり、同じ楽天IDに紐づけていればポイントは自動で合算されます。
「楽天経済圏を活用するなら、2枚持ちが最適」という声も多く、実際に両方を使い分けているユーザーも増えています。
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